ご利用案内

ご利用の前に

放課後等デイサービス

「研究成果に基づく療育を地域に広げ、障害があってもその子らしく成長することを願い、そのために家族としてできる努力をしたいと思う、そんな子どもと家族を支えたい」
設立した2010年以来、この思いを軸に様々な活動に取り組み、地域の支援者を育成し、個別支援の現場では応用行動分析(ABA)を中心に実践を積み重ねてまいりました。

こうしたトータスキッズの療育を効果的に機能させるには、一つ重要な要素があります。


それは、「保護者の協力」です。


* 将来に備えスキルを積み上げていける療育の場が欲しい。

* 保護者として家庭で役立つ子供の支援の基礎を学びたい。

* 困ったことがある時に一緒に考えてくれる人が欲しい。

* 情報交換や元気をもらえる保護者同士の繋がりが欲しい。

* 年に1〜2回の程度なら保護者活動に協力できる。


「自分たちのペースだけど、ちょっとずつ子どもと前に進んでいきたい。その努力をしたい。」

そんな子供と家族の最大の理解者であり支援者でありたい。

トータスキッズは頑張る子どもと家族を応援します。


利用までの流れ

1お問い合わせ・指導見学
事業所の方針や療育内容をご案内しますので、お電話・ホームページからお問い合わせの上、指導の見学にお越しください(要予約)。
2受給者証の申請・利用計画案作成
受給者証のないかたは、お住まいの自治体にある障害福祉課に受給者証の発行申請をお願いします。(※発行まで1ヵ月程度かかります)。受給者証入手後、お近くの相談支援事業所で、利用計画案の作成または変更をご依頼ください。(※保護者様作成のセルフプランでも可能です)
3お申し込み
利用開始日や日数を相談の上、契約となります。契約時に第1回目の家庭訪問日を調整します。
4家庭訪問による行動観察と
保護者様のヒアリング
トータスキッズ の利用第1回目はご自宅での行動観察と保護者様のヒアリングになります。この行動観察では、お子様が普段一番よく過ごされている場所で、好きな遊び等普段のおうちでの活動の様子を拝見すると同時に、ご家族からもヒアリングをさせていただきます。このことにより、より実態に近い様子のアセスメントを行い、ご家庭にとって必要なプランの提案と事業所での支援に役立てます。
5事業所での療育開始
アセスメントの情報をもとに個別療育がスタートします。

ご利用案内:支援の特徴

児童発達支援事業

応用行動分析に基づく個別指導を行います。

毎回、一人1時間枠をご用意。指導員がトレーニングと共に、その記録をきちんと取ることによって、何がどう伸びたかを検証するよう努めます。また、同時間帯のお子様とのSSTを行うこともあります。

応用行動分析(ABA)の早期療育では、2-4才から療育を開始し集中的に(週20~40時間)行う、というところに特徴があるため、未就学児のお子さまで早期療育の効果を実感したい方は、週3回〜週5回通われることをお薦めします。

療育の効果を高めるため、ご家庭でもトレーニングを行いたい方には、家庭での課題をお渡ししたり、枠内でペアレントトレーニングを行うことも可能です。ご相談ください。

放課後等デイサービス:(トータスキッズ:通常コース)

学校の補習ほか、SST(ソーシャルスキルトレーニング)などを学びます。学校の補習に関しては、知的小学2年生ぐらいまでのお子様を対象とさせていただいております(詳しくは見学時にお問い合わせください)。

放課後等デイサービス(トータスキッズα:ITを通した“就労”&”興味開発“コース)

PC・タブレット等を使った事務スキルの上やプログラミングなどを通した余暇支援。ITを通して生きる力を育む“Wonder Laboプログラミング教室”と応用行動分析で子どものできた!を育む“トータスキッズ”。Wonder Forestが持つ2つの事業の強みを掛け合わせた新しい支援です(トータスキッズαの詳細はこちらを参照)

保育所等訪問支援事業

トータスキッズ代表で公認心理師の高橋を中心に支援実績と保護者支援の経験者が、ご家庭とお子さまが通われている園・学校に訪問。日々の生活・活動のアセスメント、ご家庭・先生からのヒアリングの元、支援計画を作成します。実施にあたっては、支援先の協力が不可欠。支援先の方針などをお伺いした上で、お子様の特性に合わせた集団生活の場の環境調整・関わり方への助言(間接支援)、集団の場及び集団につなげるための個別支援(直接支援)など、活動を最大化するため連携しながら支援を設計・実施します。支援の内容は保護者と共有。家庭やトータスキッズでの支援に活かしていきます。


1日のスケジュール

児童発達支援事業・放課後等デイサービス
通年
10:00〜11:00 個別指導①
11:00〜12:00 個別指導②
13:00〜14:00 個別指導③
14:00-15:00 個別指導④
15:00-16:00 個別指導⑤
16:00-17:00 個別指導⑥

*<個別指導50分+準備・フィードバック10分>の1時間

*長期休暇中は日によって遠足等の特別プログラムになる場合があります。


保護者との連携支援

トータスキッズでは、お子様のより効果的で豊かな支援環境を整えるため、保護者サポート及び連携を大切にしております。

ペアレントトレーニング

ペアレントトレーニング

トータスキッズ では、ご自身のお子様の専門家であっていただきたいという思いから保護者の皆様にペアレントトレーニングを実施しています。保護者の皆様にトータスキッズ の指導の軸の一つである「ABA(応用行動分析)」の原理を学んでいただくことで、お子様の行動の理解が進み対処法が見えてくると同時に、家庭とトータスキッズで共通した支援法をとることにより、双方での療育の相乗効果が期待されます。

保護者交流・地域づくり活動

お子様の長期的な支援環境を整えるには、お子様だけでなく保護者様を取り巻く環境を整えることも大切です。トータスキッズでは保護者の皆様と協働して下記のようなイベントを行っています。


*知的障害&発達障害の子を持つママ交流会・パパ交流会

*津久井浜観光農園みかん狩り

*Wonder Forest Festival

支援者紹介

オールスタッフ

トータスキッズ代表・施設管理者・公認心理師

高橋嘉誉

高橋嘉誉(Kayo Takahashi)

200ケース以上の療育相談及び個別指導の実績があり、子どもが楽しく学ぶ指導には定評がある。重度知的障害と自閉症を併せ持つ子供を含む三児の母という一面も。(株)Wonder Forest代表取締役。元横須賀市社会福祉審議委員(2016年4月〜2018年3月)。NPO法人つみきの会・ペアレントコーディネーター。

2010年のトータスキッズ設立以来、私の支援の原動力は「ご家族の子供を思う心」でした。子どものためにできる努力をしている家族を見ると、「この家族のためにもっと頑張りたい!」と力をいただきます。トータスキッズがこれまで続けられたのもまた、ご家族と地域の皆さんが支えてくださったから。子どもの成長と親亡き後の子どもの未来を託せる地域を一緒に育んでくださるご家族の支援ができると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

児童発達支援管理責任者(トータスキッズ・うみのいえ)

小原香澄美

小原香澄美(Kasumi Ohara)

公認心理師。保育園勤務歴はトータルで10年以上。AsMamaのママサポーターとして地域で子育てをシェアすることを広める活動やお預かりもしている。軽度の自閉スペクトラム症の子どもを持つ。

我が子が診断を受けたことをきっかけに、療育や発達支援というものを学び出しました。私も我が子と向き合いながら学ぶことがたくさんありますが、やはり子どもたちが笑顔で生きていくことが一番大切だと思っております。ご家族の皆さんと一緒に、お子様達の笑顔を増やし、ご家族の幸せを増やすお手伝いができたらと思っております。一緒に笑って成長していけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

児童発達支援管理責任者(トータスキッズ・もりのいえ)

岩野美和

岩野美和(Miwa Iwano)

保障害児通園施設や保育園で勤務。幼稚園教諭、保育士資格あり。

今までの職務経験から、子どもの特徴や特性に目を向けるようになり、特に発達につまづきがある子どもに対しての細やかな配慮の必要性を感じています。社会で生きていくための、スモールステップをご家族と共に共有しながら一緒に成長を見守っていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

指導スタッフ

龍崎明信

龍崎明信(Akinobu Ryuzaki)

YRPに10年以上勤めていたシステムエンジニアである一方、引きこもり・いじめ問題を取り扱う市民団体への参加、そして市内ロボットコンテストの模様を冊子化する事業の立ち上げなど、幅広く市民活動にも関わっていた経験がある。2018年9月から、Wonder Labo(旧SMILE LABO)プログラミング教室で、高橋とともにプログラミングの指導も行っている。

この業界の出身ではありませんが、自分自身生きづらさを感じていた過去があり、また、自閉を持つ甥の存在から、何か同じ悩みを持つ若者に向けたことができないかと様々な活動に参加してきました。実績のない自分にとっては、過去感じてきた思いや、経験こそが資本です。この経験が、同じ悩みを持つ若者、そして当事者のご家族のみなさまのお役に立てるよう、取り組んで参ります。

指導スタッフ

板倉高子(Takako Itakura)

板倉高子(Takako Itakura)

航空会社で客室乗務員として勤務。医療事務、建築営業、企業向け宿泊施設のコンシェルジュの経験あり。小学校教諭、養護学校教諭の免許所持。

長く接客の仕事に就いていましたが、「全体的に平等に」ではなく、困っている人や助けを必要としている人の力になれるよう考え、それを規制にとらわれずに実行できる仕事をしたいと思っていました。現場経験は全くありませんが、私自身が療育を学び成長させていただきながら、お子様とご家族のお力になれますよう尽力して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

指導スタッフ

古賀香代子(Koga Kayoko)

古賀香代子(Koga Kayoko)

公認心理師。横浜市の児童発達支援・放課後等デイサービスで、感覚統合をベースとした運動療育を経験した後、横須賀市への転居をきっかけに、トータスキッズの指導スタッフとして勤務開始。幼稚園教諭、保育士資格あり。

療育経験の中で、早期療育の大切さ、1人1人に合わせた個別療育の必要性を痛感してきました。学びたかったABAを学ぶ機会もいただき、私自身も成長しながら、お子様と保護者様と一緒に歩んでいきたいと思っています。お子様が自分に自信を持ち、前を向いて進んでいけるよう、笑顔あふれる生活を送れるよう取り組んで参ります。よろしくお願いします。

指導スタッフ

古山麻希(Maki Koyama)

古山麻希(Maki Koyama)

幼稚園・保育園の勤務歴通算15年。二児の母。

こんにちは!この度、保育の現場とは異なる場所での子どもの育ちに携わるご縁をいただきました。17年の保育者経験の中で出会ってきたスローステップの子どもたちが、スモールステップを踏んでいこうとする姿を見守る中で、適切な言葉かけと見守りを大事にしてきました。トータスキッズでの勤務を通して専門的な知識と実践を学びながら、お子さんと保護者の方の笑顔が増えるような指導を目指したいです。

指導スタッフ

村田祐馬(Yuma Murata)

村田祐馬(Yuma Murata)

小学校、放課後等デイサービスで約5年間勤務。支援級担任と児童指導員として勤める中で、早期療育の大切さと子どもの育ちを見守る喜びを知る。より個別に支援を行いたいと強く考えるようになり、2022年4月よりトータスキッズの指導スタッフとして勤務開始。小学校教諭資格あり。

支援級や放課後等デイサービスで働く中で、療育の難しさを感じながらも支援が子どもの育ちにマッチしたときの嬉しさにやりがいを感じました。今回学びたかったABAを学ぶ機会をいただけて本当に嬉しく思います。お子様が一歩でも素敵な未来に歩みを進められるよう支援の充実に努めるとともに、私自身も一緒に成長していけたらと考えております。宜しくお願い致します。

指導スタッフ

牛島恵(Megumi Ushijima)

牛島恵(Megumi Ushijima)

放課後等デイサービスでの勤務経験を経て、トータスキッズに入職。表現アートセラピーの活動にも取り組んでいる。芸術研究科(日本画コース)修了、中学校・高等学校の教員免許あり。

この職種での経験はまだ浅いですが、子どもたちからたくさんのパワーをいただき、生きていることのシンプルな歓びを教えてもらう日々です。また、表現アートセラピーの活動をしており、今ここで感じている感覚を表現することで、命の鼓動にふれ自分という存在を感じていくことを大切にしています。未熟者ですが、みなさまと一緒に成長していけることを楽しみにしております!どうぞよろしくお願いいたします。

指導スタッフ・営業企画開発

江連瞳(Hitomi Ezure)

江連瞳(Hitomi Ezure)

NTT東日本にてお客様のNW環境における課題解決や、セキュリティサービスの運用、開発業務に携わる。学生時代の特別支援学校での実習やガールスカウトの経験から、いつか子ども達の未来をより良くできる仕事に携わりたいと考え、Wonder Forest X NTT東日本の人材支援Projectをきっかけに勤務開始。

こんにちは!この度Wonder Forestでお子様や保護者様、また指導スタッフと共に成長し合えるご縁をいただきました。子ども達や地域の未来に関わる仕事に携わることができ、とても嬉しく思います。誰もが自分らしく輝けるような未来の創造を目指し、日々努力しながら取り組んでまいります。どうぞよろしくお願い致します。

保護者の声


<Hくん・小学6年生通常級:トータスキッズでの療育歴9年>

トータスキッズに通えたからこそ今がある。

現在小学6年生の息子は、毎日が楽しいと通常級に通い、お友達とも遊べるようになりました。
3歳前に広汎性発達障害と診断された息子は、当初は軽度の精神遅滞もあり、少しでも改善できる療育をと、トータスキッズ(高橋先生)に出会えたことは、息子にとっても家族にとっても本当に幸運でした。
トータスキッズに通って、わかること・できることが増え、世界が広がり楽しく過ごせるようになった。これから生きていく上での可能性が広がったと実感しています。
診断当初は◯を描くこともやっとでしたが、基礎的なことから障害・状態に合う、そして効果のある療育トレーニングをコツコツと積み重ねていただき、今は想像力豊かな微細な自由画も楽しめるようになりました。
就学し、学校との連携にあたり、高橋先生がアドバイスやお力添えをくださり、とても心強く大きな支えを感じています。この支援(学校での行動観察・アセスメントなど)は実際に息子に返り、学校生活に大きく影響しています。
将来としては、息子自身が幸せを感じて生きていける自立、そして、少しでも、社会に貢献できるようになれたら。。。それが、目標です。コミュニケーション力の弱さ等々、社会生活をしていく上でどこまでやっていけるようになることができるのか、不安もあります。
けれども、これからも専門的な指導を受けながら(トータスキッズを続けながら)、頑張っている息子を認めながら、息子の可能性の扉を一つ一つ開けていけるようできることを少しずつ続けていきたいと思います。

<Rくん・年少:トータスキッズでの療育歴3年>

息子は小さいころから他人と目が合わず、3歳を過ぎても言葉らしきものは一切ありませんでした。2歳で診断が下りた時に初めて「療育」という言葉を知ったものの、親として何をすれば良いのかが分からず、不安な気持ちのまま、ただ時間ばかりが過ぎていきました。
そんな時にトータスキッズに出会い、息子より少し年上の男の子が高橋先生とお喋りしながら本当に楽しそうに課題に取り組む姿を見て、息子もこんな風に成長してもらいたいと願いトータスキッズに通わせたいと思いました。
息子は以前より笑顔が格段に増えて表情も豊かになり、そのことで彼の感情の変化に気づき対応もし易くなりました。また、最近では「ちょうだい」「いらない」などの発語も増えてきて、少しずつでも息子なりに成長していることを、親として楽しみながら受け止めることが出来るようになりました。
我が家では小学校入学への不安を抱えつつも、息子のペースにあわせて親も一緒に成長し、これからも楽しくトータスキッズに通うつもりです。ここでは子供の成長をともに喜んでくれる仲間にも出会えますのでので、これから通われる方がいらっしゃれば気持ちを共有しつつ一緒に頑張りましょう!